皆さん、こんにちは!
歯科医師の小竹です。
突然ですが、絵本の『みにくいアヒルの子』
って読んだことありますか?!
 
産まれたら1人だけ色が異なって
産まれていじめられるけれども
実はアヒルの子ではなく、
白鳥でした!
って言うお話だったと思います。
 
歯科の世界でも
『みにくいアヒルの子』と呼ばれる時期が
あります!
それは中央の前歯がはえたときに
正中が離れてはえたときです。
口元よりも表情に目がいってしまいますが
このような時期です。
 
では、口元に注目して
頂きたいのですが
前歯が隙間があいて
生えてしまっています。
 
この間の時期を
『みにくいアヒルの子』と呼びます。
いつまで隙間があいているのか
といいますと
奥から犬歯(糸切り歯)が生えてきて
真ん中の歯が閉じるようになります。
閉じてくるとキレイな歯並びなのが
白鳥になるとキレイになるのと
かけて言われています。
 
 
お子さんが生まれて
前歯がすいてしまっていても
いずれ閉じてくるので
心配なさらないで下さい。
 
 
ただし、3歳を過ぎて指しゃぶりをしたり、
真ん中に余分な歯があったり、
真ん中のスジが長くある場合などでは
隙間が埋まらないこともあります。
 
ご心配なら一度
歯科医師や歯科衛生士にお話下さい。