こんにちは、歯科医師の小竹です。
今回はメインテナンスの重要についてお話します。
メインテナンスを受けるという事は歯を残すことに繋がります。
歯を残すと言うことは、歯があることで若々しく見える。
食感を感じることでお食事を美味しく感じることや、
おしゃべりするのに発音という大切な役割をします。
また、噛むことで脳が刺激され認知症の予防になることということも言われています。
年を重ねても寝たきりでなく健康な生活を続けることができる。
など言い出したらきりがないほど、
歯を残すということはとても需要なことであることは間違いありません。
どうしたら、歯を残すことができるのでしょうか。
それは歯科医院で定期検診を受けることです。
理由は歯の数についてこのような研究があります。
定期的にメンテナンスを受信している方と歯磨き指導を受けた方、
症状がある時だけ受診している方に分けて歯の本数を追っていったものです。
『私は歯磨きの指導を習ったから平気!!』という方でも
実は定期的にメンテナンスを受けている方と比べて圧倒的に歯の本数に違いがあります。
やはり、学校の勉強と同じで一度習ってできるなら、
授業だけを受ければテストでみんな100点をとれるということです。
そういうわけにはいかないので、
やはり定期検診で定期的にブラッシングのやり方や癖などを正す必要があると思います。
定期的にメンテナンスを受けるということは、
自分自身で磨けない場所の掃除や虫歯や歯周病の早期発見・早期治療に繋がります。
治療費や治療回数についても定期検診を受けている人の方が受けていない方と
比較して治療費が安く、回数も少なく済むとも言われています。