院長の山本です。
あけましておめでとうございます!!
今回は治療が終わってからのメインテナンスの話です。
僕は歯科治療は治療が終わってからが始まりだと思っています。
全顎的な治療になる方は治療期間が半年以上になるため、
治療が終わったあとこれで終わりだと思う方が多いかと思いますが
その状態を維持するためには絶対にメインテナンスが必要です。
日本人は30%に満たないくらいの方しかメインテナンスを受けてないとの報告があります。
それに比べ、アメリカなどでは70%以上の方がしっかりメインテナンスに通っています。
特に、どのくらいインプラントがもつのかは、その後のメインテナンスにかかっております。
最低で半年に一回のチェックが必要です。
チェッ ク項目はインプラントの動きや噛み合わせ、まわりの歯肉の状態、骨の状態などいろいろとあります。
ポイントは定期健診でちょっとした異常があった 場合には即時に治療をすることです。
一番多くみられるのはインプラント周囲の歯肉の炎症です。
当然これは歯ブラシの不良によるものです。
完全に歯ブラシをできる人はこの世の中にはいません。
ですから、定期的なチェックが必要です。
しっかりとメインテナンスに通っていただき、
自分の歯で一生おいしく食事をするためのお手伝いができたらと思います。