歯の黄ばみの原因には、外因性と内因性の着色があります。特にヤニ汚れや茶シブなど表面につく外因性による着色は、歯のクリーニングで歯本来の白さを取り戻すは可能ですが、より明るい白い歯にするにはホワイトニングがおすすめです。
・漂白剤でより輝く白い歯へ
ホワイトニングとは、歯の漂白剤を用いて歯の内側から白くする治療法を指します。
内因性による着色は歯のエナメル質の黄ばみによるものなので、漂白作用のあるホワイトニング薬剤を用いて白くする方法が効果的です。
ただし内因性着色の除去を行なう前には外因性着色の除去を行なうのが一般的なので、「歯を白くする治療過程全般」をホワイトニング治療だと考えることもできます。
・ホワイトニングの種類について
ホワイトニング治療には、ホーム・オフィス・デュアルの3種類があります。それぞれの特徴をご紹介します。
ホームホワイトニングとは、患者様自身が自宅で専用のマウスピースに薬を入れて装着する方法で行ないます。2週間から1か月ほどの期間をかけて毎日行なう必要がありますので、かなり施術時間がかかることになります。しかしその分、効果持続期間はオフィスホワイトニングよりも長いといわれています。
オフィスホワイトニングとは、歯科医院にて歯科医師や衛生士が行なうものです。ホームホワイトニングと比べると濃い薬剤を使うため、早く効果があらわれる点がメリットです。1回で効果を感じられる患者様もいらっしゃいますが、効果持続期間は比較的短く、後戻りしやすいのがデメリットといえるでしょう。
そしてこれら2つを組み合わせた方法が、デュアルホワイトニングです。短期間で高い効果を感じやすく、効果持続が最も長い方法となります。
ホワイトニングに必要な通院回数や実際の効果持続期間については、個人差がありますので、まずは一度当院までご相談ください。
