・取り外しができるオーバーデンチャー
インプラントオーバーデンチャーは、顎の骨に2本~6本のインプラント体を手術で埋め込み、その上にロケーターと呼ばれる装置を装着します。そしてロケーターをと入れ歯の内側に設置した留め具をくっつけて連結します。かなり強固にくっつきますので、食事中に外れたりすることはありません。また、患者様ご自身で取り外しができるため、手入れがしやすく入れ歯を清潔に保つことができます。ロケーターには、ボールタイプ、バータイプ、磁石タイプなどがあります。
<オーバーデンチャーのメリット>
この方法には様々なメリットがあります。
・自分で入れ歯を取り外し、しっかりお手入れができる
インプラントの周りや入れ歯についた汚れをとり、清潔に保てます。
・安定した歯でしっかり噛める
義歯が強く固められるため、簡単にずれたり外れたりしません。入れ歯の場合は、通常の歯の3分の1ほどしか噛めないといわれていますが、インプラントオーバーデンチャーであれば、通常の歯と同じように噛めます。不快感なく食事をすることができるのも、健康を保つうえで重要なポイントです。
・保険外治療の割にはさほど高い金額ではない
インプラントだと、歯の1本1本にインプラントを埋め込まなければならず、欠損した歯が多ければ多いほど金額も高くなります。しかし、インプラントオーバーデンチャーでは、入れ歯をまとめて2本~6本のインプラントで固めるため、費用がおさえられます。場合によっては今使っている入れ歯を使うことも可能です。
<オーバーデンチャーのデメリット>
・噛む力が強くなるため、義歯が破損するリスクがある
・インプラントを埋め込む手術が必要になる
・入れ歯とインプラント両方のメンテナンスが必要
当院には、入れ歯でお悩みの方が多くご相談にいらっしゃいます。オーバーデンチャーは、インプラント治療を伴う高額な治療となりますので、治療費用や安全性などのご不安に思う方も多いかと思います。当院では患者様お一人おひとりのご要望をヒアリングしたうえで、適切な治療法をご提案いたします。ご不明点がありましたらお気軽にご相談ください。
