こんにちは!( ¨̮ )

歯科衛生士の山本です!

最近は、日差しが強い日があったり雨が降ったりと、お天気が安定していませんね(´・・`)

朝晩は涼しくなったりするので、みなさま体調にはお気をつけ下さい(><)

 

 

さて、今回は歯みがき剤のフッ化物(フッ素)について少しお話したいと思います!

 

みなさまは歯みがき剤は普段お使いでしょうか?

歯みがき剤は、薬局などでたくさんの種類がおいてありますよね!

その中でも、フッ化物(フッ素)が配合された歯みがき剤は、日本で90%のシェアを占めているそうです!

 

そのフッ化物の配合量については、あまり知らない方も多いかと思います。

 

厚生労働省により、これまで薬用歯みがき剤におけるフッ化物の配合量は1,000ppm以下と定められていましたが、
今年3月に、配合量の上限が1,500ppmまで引き上げの承認をされました。

 

今回の承認をうけて、メーカー各社から高濃度フッ化物配合の歯みがき剤が発売されました。

 


                 (サンスターから5月に発売)

 

 


                     (LIONから6月に発売)

 

 

高濃度のフッ化物配合薬用歯みがき剤が発売されるにあたり、
「6歳未満の子供への使用は控える」
「6歳未満の子供の手の届かない所に保管する」
などという注意書きをすることが設けられたそうです。

 

さて、みなさんはフッ素(フッ化物)の効果について知っていますか?

フッ素(フッ化物)の効果
①初期むし歯の再石灰化

②歯質を強くする

③むし歯菌の活動を抑える

 

セルフケアとして、フッ素入りの歯みがき剤を正しく使用すれば、このような効果が得られます!

歯みがき後のお口のすすぎは、1回程度がおすすめです!
お口の中により多くのフッ素が残り、むし歯の予防に効果的に働いてくれます!

 

高濃度フッ化物配合の歯みがき剤は、今までのフッ化物配合の歯みがき剤よりも、お口の中に残るフッ素が多くなり、予防効果も期待できそうです!

 


また、クリニックでのフッ素塗布はセルフケアで使用できるフッ化物配合の歯みがき剤よりもさらに高濃度のものを使用しています!

お子さまはもちろん、大人の方でもフッ素塗布の効果はあります!

 

気になる方は、スタッフに気軽にお声をかけて下さいね(*˙︶˙*)ノ゙

 

フッ化物配合の歯みがき剤も、薬局などでどのようなものがあるのか、ぜひ見てみて下さい(^^)