こんにちは、院長の山本です。

先日勉強会で矯正の先生の症例発表がありました。

その中で、開咬の方

t02200147_0800053412963753778このような前歯が噛んでいないかみ合わせを開咬といいます。

開咬の方で8020(80歳で20本の歯を残す)を達成できているのは

なんと0%とのことでした。

開咬になってしまいますと、奥歯に負担がかかり、

それが原因で歯が欠け、虫歯になり、歯周病にもなってしまうと

歯を残すのが難しくなってしまいます。

実際日々の診療の中で開咬の方の口の中は

奥歯の神経がなかったり、全部かぶせてあったりすることが多いです。

開咬を改善するためには矯正治療を行わないといけません。

矯正治療は時間も費用もかかり大変ですが、

長い目で見て一生自分の歯で美味しく食事をとるためには必要なことだと思います。

歯がなくなってからでは遅いので、

気になっている方は歯医者さんに行かれてくださいね。